去る、１０月１３日（金）に今年度最後となる「生命地域妙高環境会議」が開催されました。

今回の会議では、各委員が今年度に実施した里山の再生や自然体験といったプログラムの取組内容を報告しました。

その中でも、美しい高山植物が群生する火打山登山道途中の「天狗の庭」におけるハクサンコザクラの様子を写真で１０年以上前と比較する場面や繁殖を続けるスイレンの除去策、ライチョウ保護の推進方法などの議論については特に白熱しました。

約２時間の会議の最後には、今後の活動方針として、議長である月尾嘉男氏（東京大学名誉教授）からの提案もあり、いもり池などの自然環境再生を活動の柱とし、市民に広く参加を呼びかけ、保全と活用に携わる者を増やしていくといったことが挙げられました。