去る、１０月５日・６日に景勝地である「いもり池」において、地元池の平住民の方や環境省、市役所の職員、ＮＰＯ法人団体等が結集し、池の湖面に繁殖しているスイレンを除去するための作業が実施されました。

いもり池は妙高山がよく見えるポイントで、湖面に映る逆さ妙高山を楽しむ絶好地でありましたが、その半面、長年外来種との闘いが続いています。特にスイレンは環境省の重点対策外来種に指定されている厄介な植物です。

紅葉シーズンを前に環境省の国立公園の景観向上を目的に創設されている「グリーンワーカー事業」を活用し、作業は実施されました。

具体的には手漕ぎボートで湖面に出て、ロープの付いた鋤簾を湖底に沈め、陸からロープを引っ張り、スイレンを根元から除去しました。２日間で軽トラック３９台分の量でした。

２日間の作業終了時には池中央の水面には美しい妙高山が顔を覗かせました。

環境会議では今後も昔の原風景を再生させるための事業を展開していきますので、皆様からもご協力をお願いいたします。