■ 妙高戸隠連山国立公園火打山周辺におけるライチョウ生息地回復業務調査 報告書
令和元度、皆様からいただいた「妙高山・火打山地域環境保全協力金(入域料)」を活用し、ライチョウの生息地回復業務を実施しました。
この業務の主な内容は、次のとおりです。
(1)センサーカメラ調査
・ライチョウの出現状況のモニタリングや、キツネやテンなどの捕食者出現状況調査
(2)環境改善事業(イネ科植物除去)
・事業区内のイネ科植物除去によるライチョウの生息環境改善事業
(3)ライチョウ捕食者に係る糞調査
・キツネやテンなどの捕食者の糞の調査
(1)(2)は、ライチョウ平で、(3)は、笹ヶ峰登山口から影火打までの登山道で実施しました。
この結果を踏まえ、令和3度以降もライチョウの生息環境の保全や、捕食者対策を実施してまいります。
自然環境保全は、継続していくことにより効果が現れ、妙高の自然を次代に引き継いでいくことができます。
これからも、妙高山・火打山地域の自然環境保全事業にご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
※トップの画像は、10月下旬にセンサーカメラで撮影されたライチョウの姿です。雪化粧したライチョウ平の景色に溶け込んでいます。
詳細は、上記報告書をご覧ください。