去る6月26日~28日の3日間、「いもり池」においてスイレンの除去作業が実施されました。
いもり池のスイレンは昭和50年頃に外来スイレンが池に移植され、現在では水面全域を覆うほどに繁殖し、ヒツジグサやヒルムシロなどの在来種を駆逐し、それらの在来種は今は確認出来ていません。また、観光の目玉といえる水面に美しく映える「逆さ妙高」が見えなくなるといった支障も出ていることからこのような作業を数年前から実施しています。
当日は地元の池の平温泉区協議会、環境省妙高高原自然保護官事務所、妙高市などから総勢30名の参加者があり、3日間懸命に汗を流しました。
ボートや鋤簾を引くのは人力であり、大変な重労働ではありましたが、最終日の夕方には水面に綺麗な妙高山が映らせることが出来ました。
これから夏のレジャーシーズンが訪れますが、美しい「いもり池」に是非ともお越しください。
秋の紅葉シーズン前の10月初旬にも今回と違う地点での除去作業を実施する予定です。