ライチョウを取り巻く火打山の自然環境の保全を目的とした植生変化の調査やイネ科植物の除去などを行う、協働型環境保全活動が７/１３～１５に実施されました。

当日は環境省、長野県、妙高市、新潟県生態研究会、ビジターセンター、長野県ライチョウサポーターズの関係者など１５名が参加。昨年設置した専用の試験区にあるライチョウのエサ（コケモモ、ガンコウラン、シラタマノキなど）の開花・結実調査やイネ科植物の抜き取り作業を行いました。

昨年抜き取りを行った部分については、明らかにその効果が出ており、ライチョウのエサとなる植物にしっかりと日光があたる状態になっていました。残雪などですべての調査区を確認することはできませんでしたが、概ね結果は良好と考えています。

また、調査の最終日には幸運にもライチョウを見ることができ、ほっこりした気持ちで下山することができました。次回調査は８月下旬。このままイネ科植物が成長しないことを願うところです。