妙高市池の平温泉地内にある「いもり池」では外来種である西洋スイレンが増殖しており、何もしないとすぐに一面緑に埋まってしまいます。景観の阻害のほか、在来スイレンをはじめとする多くの動植物にも影響を及ぼし、生物多様性の面からも課題となっています。
環境会議では、これを解決するため地元池の平温泉区の皆さんや、環境サポーターズ、民間事業者、環境省の協力を得て「スイレン駆除」を実施しており、令和4年度の活動を報告します。
〇実施日
令和4年6月18日(土)19日(日)、23日(木)24日(金)の4日間
令和4年10月14日(金)15日(土)の2日間
〇作業内容
【6月】 参加人数のべ128人
・湖底への防草シート設置
・専用ボートによるスイレンの刈り取り
【10月】 参加人数延べ53人
・人力によるスイレンの刈り取り
〇作業前(6月)
緑色の浮いているものが全て西洋スイレンです。手前と右奥に長方形に生えていない場所があります。ここは湖底に防草シートを敷いて抑えているところです。防草シートの面積を徐々に拡大していきます。
〇作業後(6月)
刈り取りを行ったため、ほぼ全面のスイレンが駆除されました。
〇作業中
湖底に敷く防草シートをズレない様に縫い合わせている様子です。
〇作業中
専用ボートで刈り取ったスイレンを一か所に集めて水揚げしている様子です。
いもり池のスイレン駆除は、このような活動を実施しています。令和5年度も6月頃、同様の活動を予定していますので、ぜひ、皆様のご協力をよろしくお願いします。