環境省との協働により8月28日から31日に予定している火打山のライチョウ生息環境保全事業の事前踏査を実施しました。
ライチョウ平や火打山山頂周辺における調査区の設定、及び生態調査を目的としたものです。
調査区では、ライチョウのエサとなるコケモモなどの高山植物より背丈の伸びたイネ科植物がすぐに確認できました。
写真は、イネ科に囲まれるガンコウランです。ガンコウランは黒い実をつけ、その実はライチョウのエサとなります。
調査区は非常に急な斜面で、天候もすぐれないこともあり難しい作業となりましたが、作業の終盤にかかり雲が晴れ、ひと時、とても良い眺望を目にすることができました。
ライチョウ平から。手前の草原が調査区です。奥には雲海が広がりとても素晴らしい景色です。
ライチョウをはじめ、このような自然環境を次の世代に伝えるため、引き続き活動していきます。